「キャラメリゼ」以降はKUMOKANA制作活動してなくない?と思われてますがいろいろやってます(笑)
リリース待ちの完成済み店舗公演作品一作と、もうそろそろ全員分揃う「エレベーターアンソロジー」、さらには細々した作業が膨らんでちょっと時間かかっていますが『女皇(エンプレス)の書架』も近日中に発表できる予定なので年末にかけてリリースラッシュとなるはずです。メンバー個人としてはそれに加えてそれぞれ1〜2案件を抱えていてマイペースで楽しい制作活動を続けています。
そして!
ゲムマ秋に向けたパッケージ企画「マダミス666」にも参加させていただいています。
錚々たる顔ぶれの中に名を連ねるのは光栄の至りですし、面はゆいところもありますが、基本マイナスがないことには断らない主義なので、我ら。
この「マダミス666」は6人(6組)の作家が同一の6人のキャラクター(画像や名前設定など)を使用して、6つのパッケージマダミスを作るというもの。元々は全員が魔法学校の生徒という設定なのですが、常日頃からその世界における共通認識をプレイの前提としなければいけないことや、「ノックスの十戒」の第二戒「探偵方法に、超自然能力を用いてはならない」ってのも考慮して、「ファンタジーは難しい」と公言する私たちなので困りました。一瞬だけ。でも「これコスプレにしたらいいんじゃない?」ということになってからは、トントン拍子でメインプロットができあがり、KUMOKANA版の666は現代日本が舞台となりました。
というわけであらすじ解禁です。
−−−あらすじ−−−
全世界を支配しようと企む悪と戦う魔法学校の6人の生徒達、ソーサラーズ。目の前に最後に現れた大ボスは、かつて彼らに正義の道を説いた恩師のチベット僧ナムカンだった。暗黒の法衣を纏ったナムカンは、世界の救済のためには大いなる秩序が必要だと信じ、闇落ちしていたのだ。
ナムカンは自らが暗黒神の依り代となり、ソーサラーズにそのおぞましくも強大な力を見せつける。窮地に陥る主人公たちであったが、マスターソーサラーの力に覚醒した6人は一致団結して伝説の魔法を詠唱することに成功し、勝利を手にする。
暗黒神が倒れた後、最後に正義と平和の心を取り戻し息絶えるナムカン。彼の墓前でマスターソーサラーとなった6人は、これからも世界を守り続けることを誓うのであった……
6人の魔法学校の生徒たちの成長と友情を描いたライトノベル『マスターソーサラーズ!!!!!!』。アニメ化もされたその作品のストーリーと壮絶なエンディングは、放映終了後4年経った今でも色褪せる事なく多くのファンの心を虜にしている。
今回の併せ撮影はこの「ソーサラーズ」だ。超人気コスプレ集団「シュープリーム6」のレイヤーたちは、撮影のため2泊3日の日程で山奥の山荘に集合していた。しかしその初日の午後、その一室でカメラマンの他殺死体が発見される。
犯行現場を一目見るなり誰かが呟いた。
「これは……ナムカンの死だわ……」
全員がその一言で凍りつく。確かに目に映る死体の様子はまさにナムカンの最期そのものだった。そして同時に全員が気づいていた。自分たちの中にきっと殺人犯がいるのだと。
作中作のタイトルや固有名詞は敢えてベタでダサ目なものにしているので、テイストとしてはバカミスです。6人で楽しく2〜3時間ほどプレイできるパッケージとして完成目指して鋭意制作中です。ちなみにちゃんとしています。友達同士での気軽なプレイ用にでもご購入いただければメンバー一同うれしき限りです。
それではゲムマ会場のマダミスエリアにてお待ちしておりますね!